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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

77年+77年=154年〔7062〕2022/08/16

77年+77年=154年

2022年8月16日(火)晴れ!

2022年8月。太平洋戦争が終わったのは、1945年8月。つまり、77年前に戦後が始まり、今を迎えている訳です。で、明治天皇即位の大礼が行われたのは1968年10月で、慶応から明治に改元されたのは1968年9月8日をもってして。つまり、それから今年で154年。

明治になって77年で太平洋戦争が終わり、それから77年で、今。そう考えると、世の中の移り変わり、時間の流れというものを実感できます。

 

戦争が終わって77年。僕は終戦後16年目に生まれており、それから61年。生きてきた人生の長さで考えたら、僕が生まれたのは、まだ戦争が終わってから「たった」16年しか経っていない時代やった訳で、今の若い人からしてみたら「戦後77年」の中では、まだ「戦後間もない時期」に相当するのかも、知れません。

明治維新の時代ってのは、戦後生まれの僕らにとっても大昔のこと。僕らが子供の頃には、すでに、明治維新を生きた人に明治維新の話を聞く機会もなく、明治維新はまさしく「歴史」だった。

 

今、太平洋戦争を生きた人たちは高齢化し、太平洋戦争を生きた人に太平洋戦争の話を聞く、という機会も少なくなってきてます。つまり、僕にとっての明治維新が、若い子たちの太平洋戦争という時代感覚に近づいてきた、と言える訳で、この77年+77年=154年という数式の持つ意味は、なかなか衝撃的だったりします。

明治維新のことって、既に「歴史」であり、当事者が居ない今、真相がわからないことがたくさんありますね。そう考えてくると、太平洋戦争の記憶や記録、痕跡、遺跡はとても貴重であり、まだ当事者が居る間に僕らがやっておかなくてはならないことは、多いと思う。もう、時間は、残されていない。

 

人間は、前に向かって生きていく。そして、生きてきた歴史を過去に残してゆく。前に向かうとき、その道は、当然のことながら過去の延長線上にあり、過去を反省し、過去を学び、過去を糧にして、前へ向かう。過去を知らずに前へ向かうことは、できない。

もう少ししたら、僕にとっての明治維新が、若者にとっての太平洋戦争、という感覚になると思うと、一層、そんな思いを強くする、77年目の夏。154年目の、夏。

 

写真は物部川の土手にひっそりとたたずむトーチカ。77年前に役割を終えた後も、この草叢の中で、歴史を伝えてきたトーチカ。記憶と共に、残していかなくてはならないもの。


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