築屋敷の桜トンネル、満開!〔726〕2005/04/11
2005年4月11日(月)晴れたり曇ったり
昨夜はよう降りました。我々がお花見を撤収する頃からパラパラと雨が落ち始め、夜に入ると結構な雨脚で、しっかりと降り続きました。
今朝、鏡川沿いを走りますと、4月6日のにっこりでご紹介した鏡川南岸の桜は昨夜の雨でオオカタ散ってしもうちょりました。しかし、同じ高知市内でも桜の咲き方は千差万別。かなり遅咲きの桜もございます。
ここ、築屋敷(つきやしき)の桜は、鏡川の桜のなかでも一番遅咲きの部類でしょう。昨夜の雨にも関わらず、今朝も満開の華麗な桜並木を見る事ができました。
写真左手の土手を越えると鏡川。
右手の家々は、藩政期からの堤防にへばりついて建っちょりまして、こちら側の2階が土手側の1階。土佐藩の行政側からしてみますと、ここに民家を建てることを許す事で、自然に堤防の補強にもなるという一石二鳥の施策やった訳であります。
しかしどうです?この桜トンネル。昨日はこの左手の土手の上にたくさんのお花見客が繰り出して宴会をしよったことでしょう。
今日から明日、明後日にかけて、この路を歩くと、見事な桜吹雪を体感できることでしょう。
現在はこの路と川の間に堤防が築かれて、ちくと見晴らしが悪うなっちょりますが、その昔はこの築屋敷からの景観は抜群で、「築屋敷八景」と称されちょったそうです。今でも、この時期の桜トンネルはお見事。見に行ってみませんか?