4年振り〔7290〕2023/04/01

2023年4月1日(土)晴れ!
4年振りか。4年振り。
おそらくは2006年から、ここ雪ヶ峰牧場さんで毎年開催してきた、てんくろうの会のお花見。2019年を最後に、コロナ期間中は開催できてなかったお花見が、4年振りに復活したのでした。良かった良かった。
通称「てんくろうの会」、正式名称「高知県宇宙利用推進研究会」が発足したのは、今から20年ほど前。そして、土佐酒の酵母を宇宙に打ち上げ、弊社の乳酸菌を宇宙に持っていき、その活動の延長線上で、深海にも土佐酒の酵母を運んで「土佐宇宙深海酒」が生まれ、高知県地場産業大賞を受賞したのは記憶に新しいところ。
そもそもの始まりは、もう、20年以上も前になるのでした。
僕も、2006年にはバイコヌール宇宙基地へ行って、乳酸菌の打ち上げに立ち会いました。実は、その半年前、土佐酒酵母を打ち上げる際に酒造組合の関係者さんたちもロシアへ行ったのですが、色々とロシア側の事情ができて、モスクワで足止め。バイコヌールまでは行けなかったのでした。半年後に行った僕とJr.1号だけは、無事、バイコヌールまで行けて、打ち上げにも打ち上げ後のレセプションパーティーにも参加できたのでした。この2006年のお花見の際には、皆さんにそれを報告し、羨ましがられたものでした。懐かしいねー。
その宇宙帰りの乳酸菌、今も弊社で植え継いで保管しており、「宇宙グミキャンディー」にも使われて、宇宙の味を楽しんでいただけるようになってます。
今日、4年振りのお花見には、最新の宇宙深海酒も登場。この「深海」については、開発のご苦労を、この記事で読むことができます。上東さんの想いと熱意、そして県内酒蔵の努力が身を結んだ素晴らしいお酒だということ、わかります。
そんなお酒を、満開の桜を楽しみながら、飲む。
この20年、てんくろうの会もいろんなことをやってきて、いろんなことがあり、そして、コロナ。
でも、僕らは負けない。そんな気概が、このお酒に凝縮されているような気がして、本当に嬉しいねー。明けなかった夜はないし、収束しなかった感染症も、ない。大切なのは、想いを持ち続け、頑張り続けること。今日の素敵なお花見は、格別、嬉しい。楽しい。