「ですか」から「いこか」へいこか〔8309〕2026/01/14
2026年1月14日(水)晴れ!
今朝の高知新聞には、高知の公共交通におけるとても重要な記事が載ってました。「バス・電車イコカ導入検討」だって。いや、異議なし!
現在、とさでん交通の電車やバスで使えるICカードは「ですか」。もちろん僕も持ってます。電車やバスはかなり使う方だと思うので、「ですか」は欠かせません。しかし、Suicaとかとの互換性がなく、とさでん交通だけでしか使えないという不便さは、如何ともしようがない。Suica互換のICカードが便利に決まっておるのにそうならないのは、初期費用や更新費用が高額な為、と言われてきました。とさでん交通の厳しい財務状況だと、なかなか単独での導入は難しい。それならば、高知の公共交通網を維持していく観点からも、そういった費用は行政が負担するべきではなか、と僕は主張してきたのでした。
そこに、この記事。しかも驚いたことに、こう書かれているのだ。
「以前は導入費用の高さが懸念されたが、改めて資産したところ、初期費用と15年間の運営費用は、ですかとほぼ同程度になったという。」
なんだそりゃ。それなら迷っている余地は無いではないか。現在の「ですか」のシステム更新が2028年度末なので、ICOCAへの切り替えを視野にパブコメ募集を始めた、とのこと。こんな感じね。いや、僕には議論の余地はないとしか思えんのですが。
昨日の高知新聞に、全国でバスの乗客数がこの30年間で半減しており、高知県は71.6%の減少で、秋田県の75.5%に次ぐ全国二位の減少率だった、という記事がありました。衝撃的やけど、さも有りなん、という記事。人口減少率も、秋田が一位で高知が二位であるのと、とても関係が深いと感じました。
どちらも、バスの赤字を縮小する為に便数を減らし、便数が減ると不便でアテにならなくなるのでバスに乗らなくなり、余計に赤字が拡大して更に便数を減らし、といった「負のスパイラル」に陥っている県であることは間違いありません。そういった公共交通の不便さと人口減少には相関関係があるのでしょう。どっちが先か、という話。
公共交通というものは社会構造を変える力を持っている、ということに、そろそろ皆んな気付かんといかんと思う。地域の公共交通が破綻していくことは、新幹線がないことよりもずっとずっと大変な問題だ。
こないだ「おきゃく電車」に乗って、土電の電車を応援する気持ちが高揚したけど、公共交通に資源を集中させることは、地域の人口減少問題を考える上での重要なファクターだと思うのは、僕に鉄分が濃いからでしょうか。いや、それだけではないと思う。
この記事のような取り組みを積み重ね、未来の高知社会の明るい設計図を描いていきたいものだ。
