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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

伊達政宗公、初代騎馬像の胸から上に逢いました〔2388〕2009/10/29

伊達政宗公、初代騎馬像の胸から上に逢いました

2009年10月29日(木)仙台は晴れ!

てな訳で今朝は仙台。業界の寄り合いがありまして、昨日から来ちょります。寒いかと思いよりましたら、今日は20℃を越えるかもしれんというくらいの陽気。朝は風が心地良かったです。

で、早朝から仙台定番の青葉城界隈をたつくって来ました。あの、何度かご紹介した、伊達政宗公の有名な騎馬像近くに、仙台城見聞館という無料のお城紹介施設ができちょりまして、なかなか秀逸でした。そして、リニューアル工事で現在休館中の仙台市博物館方面に駆け下りてきて、興味深いものを発見。この、胸像です。

銘板を読んでみますれば、現在青葉山の上にある騎馬像の、一番初めにつくられたものがこれやそうです。昭和10年に騎馬像が建立されたものの、太平洋戦争の金属供出で取り壊された像で、溶解して金属にされたがは馬とかの部分。戦後になって、塩竃市で、この政宗公の上体がうち捨てられちゅうがが発見され、曲折を経て、ここ仙台市博物館に寄贈されたがですね。よう残っちょったもんです、まっこと。

で、間近から政宗公の表情を見ることができるがですが、両目をしっかと見開いちょります。独眼竜政宗やったがですが、遺言で、自分の絵を描いたり銅像を造ったりする場合が両目を書け、となっちゅうもんですきに、両目を見開いちょります。

この胸像の横にある、最初の、昭和10年に完成したときの銘板には、宮城県の青年団が一生懸命寄付を集め、地元出身の彫刻家に依頼して建立したことが刻まれちょります。昭和3年、桂浜に地元の彫刻家本山白雲さんに依頼して坂本龍馬像がつくられた際、その銘板には建立者として「高知県青年」とのみ刻まれちゅうがを思い出します。その当時の時代の空気ながでしょうか。

ちなみに坂本龍馬像は、海軍が敬意を表して金属供出されませんでした。当時の大きな銅像では唯一の例やないでしょうか。あの桂浜の像はそんな意味でもこぢゃんと貴重なのであります。

紅葉が美しい、誰も居ない青葉山の懐で、珍しい伊達政宗公に逢いました。


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