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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

冬の夏空〔3955〕2014/02/12

冬の夏空

2014年2月12日(水)快晴!

夜明け前の夜空には、満天の星。冬の夜空は澄み渡ります。冬の夜空ですが、夜明け前、南東方向の地平線近くを見ると、もう、夏。さそり座。夏の星座を代表するさそり座が、輝き始めました。
冬来りなば、夏遠からじ。

ここはいつもの野市、上岡八幡宮さん。参道途中の脇にある鉄棒の柱の上にカメラを置いて、シャッタースピードを遅くして撮影してみました。正面の鳥居が、参道入り口の鳥居。
写真左端の、四角い建物の右に見える極端に明るい星は金星。中央に黒い影になって見える細長い樹は杉の木。その杉の木の右手に、ゆるやかにカーブを描く星の列。さそり座の、あの、さそりの胴体のしなりを表現するカーブが、はっきりと見えます。

と、言うことは、杉の木のてっぺんのちょっと右手の一番明るい星がアンタレス。さそり座のアンタレスと言えば、超巨星の代表と習いましたよね、小学生の頃。赤い、超新星爆発寸前の、超巨星、アンタレス。

今まで、このにっこりでご紹介してきた超巨星と言えば、オリオン座のベテルギウス。その大きさは、太陽のところにベテルギウスを置いた場合、木星近くまでが星になってしまうという巨大さ。ちょっと想像もできん大きさの星で、超新星爆発が近いのではないか、とも言われちょります。まあ、近いと申しましても、宇宙の時間単位ですき、明日爆発するのか、人類が地球上に生存しちゅう間には爆発せんのかはわかりませんが。
そのベテルギウスよりも一回り大きいのが、あの、アンタレス。昔から、赤色巨星と言えばアンタレスでした。その大きさを比較した画像がありました。

この写真では、その赤さが表現できちょりませんが、赤いです、アンタレス。直径は太陽の720倍。しかし、ベテルギウスのように、今にも超新星爆発しそうに言われんのは、割合に安定しちゅうきにかありません。
この写真を見ても想像できるように、アンタレスは、さそり座の、蠍の心臓部で輝きます。ので、ラテン語などでは、サソリの心臓という名前で呼ばれる星。アンタレスという名称は、以前にも書いたことがあるかも知れませんが、アンチ•アレースからきちょります。ギリシャ語でアレースは火星。つまり、火星に対抗するもの、という意味。
火星と接近することの多いアンタレス、その赤さから、火星と比べられることが多かったので、アンチ•アレース、アンタレス。

日本ではシンプルに赤星と呼ばれてきた、アンタレス。日本にはサソリはおりませんきんね。赤星と言えば阪神タイガースですが、その名字は、アンタレスに由来するのかどうかは知りません。

皆さんは、サソリに遭遇したことあるでしょうか。私は、自慢ではありませんが、あります。遠い昔、学生時代。バックパッカーという単語ができた頃。「地球の歩き方」という本のアメリカ編が、初めて発刊された当時。夏休みにアメリカへ渡り、バスを乗り継いだりして自由にウロウロしておりました。その際、とある、外国人ばかり20数名で構成されたキャンピングツアーに参加してみたのであります。色んな観光地やら、キャンプ場やらを、テントで寝泊まりしながら廻っていくがですが、ある晩、砂漠のキャンプ場でのことでした。
一つのテントに4人くらいづつ泊まる訳ですが、小生のテントの同室フランス人が、突然、何か叫びゆうではありませんか。そのフランス人は、英語ができない。別の同室者が、彼の指差す方を見て「スコーピオン!」と叫んだので、そこにサソリが居ることがわかりました。見ました、私も。ビビリました。
結局、退治することに成功しましたが、あれはアズりました。

ともあれ、さそり座。北風がこじゃんと寒いですが、夏が始まった、東の空。


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