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内海、塩田、資材置場、フィッシャーマンズワーフ、太陽光パネル、そして廃校〔4816〕2016/06/22

内海、塩田、資材置場、フィッシャーマンズワーフ、太陽光パネル、そして廃校

2016年6月22日(水)降ったりやんだり

九州は大雨。地震に大雨。大自然は非情。心よりお見舞い申し上げます。

今日は出張で大阪へ。
朝、国道32号線を車で走って香川県の坂出へ。坂出で、朝うどん(かけ小+生卵210円、安い!)を食べ、マリンライナーに乗って岡山へ向かいます。
写真は、そのマリンライナーの車内から撮影した与島。よしま。幾度か、このにっこりでもご紹介してきた与島を、マリンライナーから見下ろしてみました。

写真は与島サービスエリア。
瀬戸大橋が開通した頃、与島の北側にはフィッシャーマンズワーフというのが出来て、かなりのブームとなりました。小学校と中学校があり、新しい校舎が建てられたりした、活気に満ちた時代。そんな時間は、アッと言う間に過ぎ去ってしまった。
ブームが去ると、フィッシャーマンズワーフからは人は居なくなり、曲折を経て廃業。
今は、このサービスエリアが残るばかり。

静かだった島の暮らしは、橋によって翻弄された、とも言えましょう。
このサービスエリアの駐車場から、島の集落へ、歩いて行けます。何度か、行って、たつくってみました。狭い道がくねくね。立体迷路のような島の風景。しかし、のべつ、橋の方から電車の音が響き渡る、島。

地理院地図を見てみました。
いや、その前に、一番新しいGoogleマップを見てみよう。逆馬蹄形に山がある、与島。南側が集落で、南端に漁港だ。
かつて、フィッシャーマンズワーフがあった島の北端は、何やら産廃置き場みたいな感じ。広大な駐車場はそのまま駐車場で、その東側には太陽光発電のパネル。
その南は、廃校になった中学校。
なんか、とんでもなく寂しい風景に見えてしまいます。

地理院地図で、簡易空中写真というのを見てみると、フィッシャーマンズワーフがあった頃のたたずまいを見ることができます。そう。こんな感じだった。
空から見ても立派な中学校は、2008年に廃校になっちゅうので、この写真の頃は、まだ、学校だったのか。

そして、1974年〜1978年の空中写真。ああ。
この、サービスエリアの界隈は、山。馬蹄形の内側は、全部、なにやら畑みたいに見えます。塩田か?
と、思うて調べてみますれば、やはり塩田でした。馬蹄形の内側は、その昔は入江だった。江戸末期、そこに塩田をつくるために埋め立てられたのだそう。塩田は1972年に廃止されちょりますが、この空中写真では、まだ、そのまんまの塩田風景。そして、中学校は、その場所に、ない。

島の南側の集落を見てみると、現在休校中の小学校の場所に、木造の校舎が並んでいます。あそこに中学校もあったんでしょうかね。

1988年の瀬戸大橋の開通に合わせるように、小学校の校舎は新しくなり、中学校は新築移転。しかし。その後の人口流出はすさまじく、2008年に中学校は廃校。小学校も休校になって、島から子供の姿は消えてしまったのでありました。

馬蹄形の豊かな内海。
そこが塩田に変わる。
そして、瀬戸大橋工事の資材置き場と中学校に。
巨大観光施設フィッシャーマンズワーフと、立派な中学校の時代が瞬く間に過ぎ去り、遺されたのは、太陽光パネルと、誰も来ない巨大な駐車場と、廃校になった中学校と、産廃置き場

時代の流れに翻弄された歴史を、Googleマップと地理院地図で、俯瞰できます。


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