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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

道と方角〔6263〕2020/06/08

道と方角

2020年6月8日(月)快晴

長い長い梅雨の晴れ間は続きます。

今日も真っ晴れ。良いお天気の月曜の朝。月曜の朝が気持ちいいと、なんか、嬉しい。

 

昨日、地磁気と条里の関係についての妄想、書きました。条里の角度、ということで言えばもうひとつ。鴻ノ森と三宝山の山頂を結んだ線も、条里に関係してるとかしてないとかいう話を小耳に挟んだことあるけど、どうなんでしょうかね。今朝は本社棟2階から、その三宝山とくろしお鉄道の汽車を撮影してみました。鴻ノ森と三宝山、地図で結んでみたけど、正確な東西から、少しだけ東が南に寄ってる線。それがどこかの条里に合致してるかというと、そんな条里は見当たらない。どこだ?

 

昔って、どうやって条里を決めたりしていたのか。いろいろ、あったと思います。

例えば高知の城下町。これはもう、地形が規定してるでしょう。してます。

以前幾度も書いてきたように、高知城のある大高坂山から東へ舌状に伸びる、洲。その洲の尾根部分に幹線道路を通し、エラい身分のひとたちのお屋敷を配置したのが、城下町建設の基本だから。その尾根道が追手筋で、それに並行させた東西の道が「筋」、それに直交させた南北の道が「通」。

尾根が地形に合わせて途中でカーブしており、それに合わせて追手筋も、そのほかの条里もカーブしている、高知の城下。

江戸の町も、そう。基本、地形を利用した都市計画だから、幹線道路は尾根の上を走り、それに合わせた街並みがつくられた江戸の町。

 

しかし、古代を見てみると、地形に関係なく条里を構築してる例が多いっすね。典型的なのが平安京や平城京。かなり正確に、東西南北の方角に合わせた条里となっているのはご承知の通り。

これはもう、中国伝来の風水の影響があるのには、誰も異論ないと思う。万城目学の「鴨川ホルモー」読むまでもなく。ああ。レナウン娘。

で、当時はどうやって東西南北の方角を正確に測定してたのか。

昨日書いたように、磁石を使うのは、無理。偏角があるから。

では北極星を見て決めたのか。

ところが、平城京の時代には北極星が、ない。いや、正確に言えば、現在の北極星は、真北に居なかった。地球の回転軸が回ってしまう歳差運動によって、当時の北極星は真北からかなりズレておりました。当時、真北を指し示す星は、なかったんですね。ではどうやって方角を知ってたのかと言えば、やはり太陽でしょう。

地面に棒を立てて、棒の周囲に円を描く。で、午前と午後、棒の影が円周にかかったところをチェックすると、その真ん中が真北、という訳ですね。お日様とともに暮らしていた古代の人にとって、そんなことは朝飯前だったのかも知れません。朝飯前に測定するのは難しかったろうけど。時間早過ぎて。

 

でも、古代の土佐は、条里が正確に東西南北ではない。これは香長条里にも言えることで、広大な面積に碁盤ができてる香長条里の謎は、これから誰かが解明してくれたら嬉しいです。

それはともかく、日本に「国」ができ、全国に都市のようなものができていった古代は、地形を無視した都市計画の時代だったのかも知れない。

そう言えば、古代の官道は、見事に直線に引かれてるものが多い。土佐でも、士島田遺跡とか野市の高田遺跡とかで、直線官道の遺構が出てきてます。

 

古代のグローバル化の中、当時の世界の中心であった中国(隋唐)の制度をそのまんま導入することで国際社会の仲間入りを目指したニッポン。その時代は、定規で引いた直線的都市計画が主流となっていたみたい。

いつしか、日本の国土に合った都市が、道が、徐々に徐々にできあがってゆき、地形に合わせた方が合理的で、住みやすいことに気付いた先人たちが、その完成形として江戸時代の風景を作り上げていった。というストーリーは、ぼくがつくりました。

 

その後、科学技術の進展とともに、再び地形を無視したような都市計画が行われるようになり、現代に至る。

でも、今、本当に住みやすい国土ってどんなんだろう、という議論の中で、地形の重要性が見直されてきてるような気がします。タモリさんのおかげで。地形に寄り添うことの、安心感。地球には勝てませんきに。

 

さあ。月曜日。地球に逆らわず、地球に寄り添って、一週間が始まる。


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