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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

月様、雨が・・・〔6884〕2022/02/19

月様、雨が・・・

2022年2月19日(土)小雨

春雨ぢゃー。濡れてまいろう。

今日は第三土曜日で、朝は清掃活動。いつもお世話になっております会社のご近所のゴミ、拾って歩いてます。歩いてましたが、途中から雨が降り始めて、少し濡れてしまいました。でも、そんなには冷たく無い雨。

 

「月様、雨が」「春雨ぢゃー。濡れてまいろう。」

は、ご存じ月形半平太の名セリフ。などという話をご存じの方も、もう少ないでしょうかねー。我らが沢正、沢田正二郎が、新国劇を立ち上げて最初の大当たり、「月形半平太」。この大当たり以来、日本の演劇でも幕末維新期を題材にするものが多くなったという、まあ、エポックメイキングな作品な訳やけど、中でもあまりにも有名でカッチョブーなのが、冒頭の台詞ね。

YouTubeでは、長谷川一夫先生バージョンのが上がってました。「濡れてまいろう」ではなくて「濡れて行こう」になっておるのが戦後的なんでしょうかね。知らんけど。

まあ、そんな感じで、冬雨よりは春雨に近いものに濡れながら、ゴミ拾いしてきました。以前にはなかったゴミが、マスク。結構、落ちてます。そんな時代になりましたねー。

 

で、この写真を撮ったのは、ここ。この十字の場所。向こうに、ひまわり乳業もちょびっとだけ見えています。で、この道路の土台には、こんな石積み。物部川の河原石のような、角が取れた丸い砂岩。この界隈ならどこにでも転がっているような石による石積み。これって、いつ、積まれたのか考えてみました。

たぶん、戦時中。

幾度も書いてきたように、戦時中、現在の高知空港の場所に海軍高知航空隊ができて、農地に、三角定規で線を引いたように飛行場と基地が建設されました。地形なんか、関係なし。

で、高知鉄道から土佐交通に改称したばかりの安芸線に、日章駅が設けられたのも、その頃。その敷地の広さに鑑みて、日章駅は、海軍高知航空隊への物資や人員輸送のため、新設されたんだと想像します。たぶん、そう。

 

で、その日章駅から航空隊までの取り付け道路として、幾何学的なカーブと直線のみでつくられたのが、この道路だったのでした。その頃、地形を無視してインフラ整備をするのは軍隊くらいのものだったでしょうから。

なので、現在の舗装道路の下にあるこの石積みは、その際に積まれたもの、つまり戦争の時代を今に伝える遺構、とも言えるのかも知れません。そんなこと考えてるのは僕だけやろうけどね。

 

海軍航空隊には、その基地まで鉄道を引き込むという発想、計画はなかったんだろうか。もし、そんな計画があって実現していたら、高知駅から空港行きの汽車とか、はりまや橋から電車に乗って空港とか、そんなアクセスになっておったかも知れない、などという妄想は、楽しい。楽しくないですか?

 

そんな訳で、雨が降り始めたけど、まだ濡れてまいる程の春雨ではなかったので、早々に帰ってきました。さあ、仕事を始めよう。


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