七人ミサキがたくさん〔8173〕2025/08/31

2025年8月31日(日)晴れ!
8月も今日まで。ああ。みんな、宿題は済んだかな?
社会人になってから「夏休み」も「夏休みの宿題」もなくなったけど、8月31日には、あの頃の「夏休みが終わってしまう」という少し物哀しい感覚が蘇ってくるよね。8月31日の松淵川公園で感じた、あの物哀しさ。
しかしまあ、まだ暑いこと。今日も「危険な暑さ」になる予報なので、注意しましょうね、牛乳飲んで。
暑い季節には涼しい話、ということで、大阪朝日放送の「相席食堂」では、明後日火曜日まで、8月26日に放送した回をTVerで見られます。事故物件住みます芸人、松原タニシさんが弊社へやって来てますので、まだご覧になってない方は、是非。僕のダブルリコーダー「賜物」もご覧いただけます(笑)。
涼しい話、ということでは、来週まで、高知県立歴史民俗資料館で「妖怪纍纍」という企画展をやってます。広島県三次市にある「湯本豪一記念日本妖怪博物館」のセレクションを展示している企画展。なので全国の妖怪が登場してますが、高知のもおりますね。
昨日は関連企画の講座「土佐妖怪列伝」第2回をやってました。題して「七人ミサキ・ケチビ・ヤギョー」。そう。「相席食堂」でも話題になった「七人ミサキ」についても、歴民が誇るエース梅野先生が解説してくれる訳で、これは聴くしかない、ということで行ってきました。面白かったです。
土佐の「ケチビ」「怪火」、阿波に多い「ヤギョー」「夜行」については、また今度。で、今朝はやはり「七人ミサキ」のお話。
七人ミサキの伝承は、高知県だけでなく、香川、愛媛、岡山にもあるんだそう。で、高知県では平野部、海岸部に多いとのこと。僕が幾度か書いてきた、長宗我部元親の後継者にまつわる話は、「土佐物語(1708年)」に書かれているので、土佐では最も古い伝承。それと別のパターンで、「相席食堂」でもやってた「正月女の伝承」があり、いろんな伝承が交差しながら現代に伝わってきている、ということ。そう。混ざって交差して。
土佐の民俗研究科、桂井和雄さんなどがかなり詳細に取材、研究されてるようで、この地図。「七」と書き込まれた場所がたくさんありますが、それは、その地に何らかの「七人ミサキ」の伝承が残っている、というマークなんですね。すごい。よく調べました。もちろん、「相席食堂」で僕が語った比江山にも「七」があります。なんだか涼しいねー。
土佐には「七人ミサキ・ケチビ・ヤギョー」だけではなくて、「イキアイ」「ダイバ」「マドー」「ムチ」「ボーフリ」「悪い風」「トオリモノ」などなど、たくさんの怪異伝承があります。先人たちの生活に溶け込んでいた、伝承。残しておきたい伝承。怖いけど・・・