Happy Christmas、繁藤駅駅舎は、まだ〔8289〕2025/12/25
2025年12月25日(木)曇り
今日はクリスマス。昨日から、YouTubeにUPしたダブルリコーダーによるクリスマスソングメドレー、多くの皆さんにご視聴頂いております。ありがとうございます。調子に乗って、年末とかお正月とかもやってみたいとも思っておりますので、ご期待ください。調子に乗りすぎですが。
クリスマスソングで忘れてはならないと思うのが、ジョン・レノンのHappy Christmasでしょう。副題がWar is Over。イマジンもそうやけど、ジョン・レノンのメッセージは、いつの時代も心に響くもの。昨今の国際情勢や社会情勢に鑑みて、今一度大切にしたいジョン・レノンの心。キレイごとで世の中は動かない、と言う人もいるけど、まずはキレイごとの思いがなければ、決して世の中はキレイにならない。そんなメッセージを伝えてくれる名曲が、ジョン・レノンのHappy Christmas。ビートルズ解散直後の1971年、オノ・ヨーコも一緒になってつくられた曲。ベトナム戦争が泥沼化し、米軍が撤退を始めていた、そんな時代の歌。
さあ、クリスマスを過ぎると目の前にお正月。僕にとっては65回目のお正月。弥生人から言うても、たかだか2000回くらいしかないお正月の内の65回だから、考えてみたら、人類の歴史って本当に短い。短いよね。弥生人からこちらの1/30を僕は生きてきた訳だ。あっという間の人類の歴史。でも世界平和はなかなか遠いねー。
さて。今朝は高松へ向かってます。香川県高松市。早朝会社を出て、国道32号線を北上。高知自動車道ができるまで、幹線の中の幹線だった国道。
根曳峠を超え、数キロ走ったところにあるのが、このJR土讃線繁藤駅。今年5月に駅内の陸橋の上から撮影した駅舎で、その時の情報では、今年の秋ごろに駅舎が解体される、とされてました。こんな感じで。
この駅舎は、土讃線土佐山田駅から角茂谷駅までが開通した昭和5年に建てられたもの。当時の駅名は天坪駅。ということで、今年で築95年になるという歴史的建造物な訳だ。もちろん改装は施されてて、一見、そんなに古そうには見えんけど、ホーム側の柱とかにその古さが醸し出されてます。
繁藤駅と言えば1972年7月繁藤災害。集中豪雨による大規模な土砂崩壊で住宅や繁藤駅停車中の汽車が土砂に押し流され、住民や救助作業中の消防団員、汽車の乗客など60名が犠牲になった大災害。
このページの写真見ると、この駅舎はなんとか被害を免れています。あの繁藤災害を生き延びた貴重な駅舎。しかし、解体されてしまうのでしょうか。
記事によるともう解体されてないといかん訳やけど、今朝もキチンと存在してました。良かった良かった。築100年まで生き延びて昔の姿に戻し、歴史的建築物として生き残ったら、というのは叶わぬ夢なのか。
