眺望がひらけた〔8141〕2025/07/30

2025年7月30日(水)晴れ!
良いお天気が続くけど、暑い。高知市の予想最高気温は33℃。大阪は38℃だって。万博へ行く方、気をつけてくださいねー。熱中症予防には牛乳ですきんね。
ここは、愛宕から正蓮寺へと上がっていく県道16号線の、小坂峠手前。眺望、ひらけました。お見事。
直近でこの道を小坂峠まで駆け上がったのは、昨年7月7日。あの時も殺人的な暑さで、峠にたどり着いたときには朦朧としてました。今朝は、仕事前に車で上がってきました。今日のようなお天気で、昼間に走って登ったりしたら、すごいね。やってみたいけど。
で。昨年駆け上がった時は、ここはまだ工事中でした。小坂峠のすぐ手前。こんな感じで。頂上手前で少しクネクネしていたのが、まっすぐ、そして広くなりました。まあ、時間短縮では1分もないとは思います。一番変わったのは、風景。そう。新しい道路になり、眺望がグンとひらけました。今までは見ることができなかったワイドビュー。
以前はこんな眺望やったですきんね。工事に際して、かなりの樹々を伐採したのでしょう。善き哉善き哉。いつも書くように、日本の里山は、燃料や肥料に樹々が使われなくなってこっち、樹木量が増え過ぎている気がします。とってももったいない気がしてます。
問題点として。山ってのは、通常、当然やけど持ち主がいます。その山が杉や檜の山で、出荷してお金になるのなら、お金かけて整備もするし、伐採もする。しかし、元々の里山がそのまま雑木林や竹藪になっていった場合、どうしても放ったらかしになってしまいがち。伐採するにもお金がかかるし、伐採した雑木は産業廃棄物として、お金をかけて処理する必要もある。こういう構造になると、里山の樹木量は増えるばかりになってしまうしかないように、見えます。
里山が雑木林になり始めたのは戦後、1960年代以降のことだと思います。と、言うことは、そんな樹木がそろそろ60年以上の大木に。防災の観点からも、これから対策は必要でしょう。
里山の樹々を伐採した場合の費用や、伐採した樹々の処遇などは、未来の日本国の政治課題として、検討していって欲しいねー。
そして、里山からも、こんなひらけた眺望が楽しめるようになったら、嬉しい。