発生確率は、「変更修正」されました〔8200〕2025/09/27

2025年9月27日(土)晴れ!
良いお天気の週末。秋やねー。昼間は暑いけど。
で、今朝の高知新聞。南海トラフ大地震の発生確率について、その表現を見直すことにした、という見出しが一面トップに踊っています。どうぞ、この1面の写真をご覧ください。で、この日経新聞のが、結構詳しくてわかりやすいね。
今までの「今後30年以内に80%」という想定は、室津港文書など、古文書の正確性に欠ける記載から導き出されたもので、これは我らが尾池元京大総長も幾度も指摘しておられました。今回の60%~90%、20%~50%併記というのは、「どうなっちょらあ」と思われる方もいらっしゃるとは思うけど、僕は極めて妥当なものだと感じています。だって、世界は「べき乗則」で動いているから。正確な予想は例えAIが進化しても不可能な訳で、まあ、いつ起きてもおかしくない、という意味で、この表現は間違っていない。
専門家が幾度も指摘してきた発生確率の表現が、やっとこさ改められた、ということですね。時間、かかりました。
一度決めたことを改める。今回のことは色んなバイアスがかかる中では、とてもハードルが高い、ということを教えてくれます。それでも、こうやって改善されることになって良かった良かった。頑固頑迷って、自己満足でしかない上に、周囲に損害をもたらしますきんね。
三省堂「新明解国語辞典」参照
がんこ【頑固】
1.周囲の反対にかかわらず、どこまでも自分の主張を貫き通す様子。
2.(症状や具合などが)容易には取り除くことができない様子だ。
がんめい【頑迷】
がんこで自分の言う事だけが正しいと信じ、人の言を受け入れる気持のない様子。
ーころう【ー固陋】
がんこに古い考えにこだわり続け、それに反する言説などをいっさい受け入れようとしない様子だ。
ーふれい【ー不霊】
物を知らないのに、がんこを通す様子。
なるほど。