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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

金星、津波〔5683〕2018/11/06

金星、津波

2018年11月6日(火)晴れ

本社棟2階の窓から、夜明け前の東の空。早朝から操業する工場の灯り。その向こうに、細い細いお月様と、金星。明るんできた東の空に一際明るく輝く、金星。明けの明星。

そう言えば、あかつき、どうしてるんだろう。2010年冬、周回軌道への投入に失敗。投入前に期待して書いたにっこりが、これ。そして、奇跡の復活を遂げ、2015年に再びチャンスを得て極めて難易度の高いチャレンジを成功させ、現在、オービターとして金星の周回軌道をまわっている「あかつき」。

 

金星探査の歴史は、幾度も書いてきたけど、旧ソ連の独擅場。失敗を果てしなく繰り返しながら少しづつ技術を蓄積させ、金星に探査機を着陸させて地表を撮影する、という偉業を成し遂げたのは、旧ソ連だ。「あかつき」は周回衛星だけども、とても重要なミッションを与えられ、10日で1周という周回軌道の上から金星を観測してます。この写真の、あの金星を今もまわっている「あかつき」。

日本の宇宙関連プロジェクトでは「はやぶさ」が有名だけど、僕としては、自分が見守ってきた「あかつき」に対しての思いが深いのであります。

2010年の失敗直後、中村プロジェクトマネージャーが書いたこの文章。そして5年後に、夢が叶う。これはもう、人生の縮図。人間って素晴らしい、と感じさせてくれるのが、「あかつき」プロジェクト。

 

特設ページでは、美しい金星の写真を見ることが、できます。

 

明けの明星が上がるのは東の空。昨日書いたけど、金星では、お日様は西から昇ります。

会社から東を見ると、物部川の向こうに野市。旧野市町で、現在の香南市。一昨日たつくった手結山も、旧夜須町ですが現香南市。

一昨日、あのお餅屋さんでお餅を買って、車に戻ろうとしていたら、サイレンが鳴る。「こちらは、防災、香南市です。」で始まるアナウンスが、役場の拡声器から聞こえてくる。よく聴くと、これから大津波が押し寄せてくるので、避難してください!というアナウンスだ。最後に「これは、訓練です」とつかなかったら、かなり焦ってたと思う。

そう。津波が押し寄せてくるという想定で、避難訓練をしてたのでありました。何故、一昨日?

 

と思ってましたら、昨日、11月5日は「世界津波の日」でした。津波の日に近い日曜日、ということで避難訓練が行われていたんだ。なるほど。

11月5日と言えば安政南海地震ですきんね。正確には嘉永七年十一月五日。この地震災害の後、安政と改元されたので「安政南海地震」と呼びますね。西暦に直すと1854年12月24日。もっと真冬の時期だった、安政の南海地震。

東日本大震災の後、この日を「津波防災の日」と定め、そして2015年の国連総会で「世界津波の日」と制定されたんだそう。何故、3月11日でないかと言うと、被災者の皆さんの心情を考慮して、ということでした。

 

安政南海地震では、紀州であった「稲むらの火」の故事が有名で、それにちなんでこの日が選ばれた、という話もあります。

土佐での被害は凄まじかった、安政南海地震。

でも、その前の宝永南海地震の方が、大きかった。安政地震が、通常規模の南海トラフ地震であったとすれば、宝永地震は1000年に一度級。歴史に残されている津波の規模が違う。そんなのに比べたら、昭和21年の昭和南海地震は、とても小さい。

では、宝永地震級のやつは1000年来ないのか、と言えばそんなことはなくて、いつ、どんな規模のものが来るのかはまったく予想できないのが、地震。世界はべき乗で動くから。

 

日曜日の朝9時。サイレンと放送の後、多くの市民の皆さんが、手結坂を歩いて上ってこられておりました。山が遠い場所では、避難タワーへ上がっている人たち。日頃、こうやって逃げる訓練をしていることは、とても大切だと思いました。逃げながら、ここにブロック塀があるな、とか、色んな想定ができるので。

 

想定し、対処する。想定外のことが起き、ダメージを受ける。諦めずに、地道な努力を続ける。そして、いつしか夢が叶う。


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